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2015年9月25日金曜日

TOC(制約理論)

先日、会社のお偉い人に一冊の本を渡されました。

ザ・ゴール  コミック版」 そう、漫画です。


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制約理論の基礎をわかりやすく説明してくれていました。
今の仕事の進め方を思い浮かべながら読んでいたんですが、「なるほどな」と思える部分が盛りだくさん。
制約理論とは、簡単に言うと

「現在から将来にわたって儲け続ける」というゴールの達成を妨げる制約条件(Constraints)に注目し、企業内共通の目標を識別し改善を進める事によって企業業績に急速な改善をもたらす


という考え方。

例えば、ラーメン屋。

①麺を作る人
②スープを作る人
③具材を作る人

の3役があった場合。

①の人は、1時間に10人前の麺を作る力を持っている。
②の人は、1時間に20人前のスープを作る力を持っている。
③の人は、1時間に5人前の具材を作る力を持っている。

そう、人それぞれ能力はバラバラなのです。
この場合、1時間に作れるラーメンは、5人前です。
だって、具材が5人前しかないのですもの。素ラーメンでよければ、あと5人前は作れますが・・・。
この場合は、①と②と③が密接に絡み合っている(繋がっている)–どれが欠けてもダメ
なので、成果は最少人数に合わせざるを得ないのですよね。
では、どうやってもっと効率(生産性)を上げていこうか。
というのが、制約理論。(だと、理解しました)
ラーメンの場合は、ボトルネック(制約)は、具材。
なので、試みとしては、
③具材のペースに合わせる。
①と②は作り過ぎない。だって、麺とスープが余っちゃうから(余剰在庫)
これによって、余計なコストを一つカット。
でも、これだけだと力が有り余っている人がいるよね(①と②)
①と②の余っている力で、③をやろう。
こうすることで、①②の生産性はそのままで、
③は1時間に10人前作れるようになれれば、結果、1時間に10人前のラーメンが出来上がる。生産性、倍!
といった形で全体の押し上げになる。
この形でうまくいっても、更なるボトルネック(制約)が見つかる、きっと。
で、同じように考えて、ボトルネックを解消していく。そして、また次。
といった感じで繰り返しながら改善していく。
納得。今の仕事に当てはめられる部分もたくさん。頭の中では既に改善できてる姿が思い浮かぶ。
が、現実はそんなに甘くない。けど、頑張ってみる、いまから。
というか、なんでラーメンを例にしたんだろう。きっと食べたかったんだと思う。
最初のブログなので、文章めちゃくちゃ、読み難くてすいません。
きっと、書いていくうちに成長していきます。何事も経験ですから。